源泉徴収票とはなんだ?源泉徴収票の見方



源泉徴収票とは

 

 

源泉徴収票は会社員の人なら馴染みのあるものだと思います。では何かとの質問に一言で表現するなら、「年末調整の結果表」といったようなものだと思います。会社員にとっては確定申告書の控えとしての役割があるでしょう。

 

個人事業主の場合は、毎年確定申告をして所得税を自分で計算しています。一方の会社員は給与に関することについて会社が全部把握しているので、その分について会社が所得税を代わりに計算してくれています。これが年末調整と呼ばれているものです。

 

会社員でも確定申告する人がいますが、やはりごく一部だと思います。このように会社員は確定申告しなくてもいいのです。会社側は、給与の金額、天引きしている社会保険料、各社員の扶養控除、生命保険料控除などのデータをもとにして年間の所得税を計算し、源泉徴収票としてまとめます。

 

社員はこの源泉徴収票で年収を確認することができ、更に他の所得がある人や、医療費控除などを受ける人などは確定申告をする際に使用します。

 

年末調整は一年間の全部の給料、ボーナス額を合算して計算するので、年収が確定しないとできません。従って、源泉徴収票は毎年最後の給料の額が確定した後ということで、12月の給与明細と同時にもらえることが多く、年末調整の結果表ということになります。